第一回電竜戦概要
大会結果
主催
電竜戦実行委員会
※本会は本大会に賛同するCSA(コンピュータ将棋協会)からスピンオフした有志の集まりである。
日時
2020年11月21~22日
表彰
優勝者には”電竜”の称号が与えられる。
賞金総額100万円以上(ご寄付の状況により、増える事があります。)
うち、
- 若竜賞 3万円(25歳以下で、いちばん順位のよい人)
- 人間最強賞 3万円 (人間単体、人間複数で順位が一番上の人)
参加資格
将棋ソフト、人間(合議可)、人間とソフトのタッグ
大会ルール
21日 10回戦予定 上位10チーム程度を22日A級リーグ参加、下位チームはB級リーグへ
22日 A級総当たり 上位チームに賞金、賞状等
B級 準スイス式
大会のあらまし
コロナ渦により第30回世界コンピュータ将棋大会(wcsc30)は中止となり、代わりに世界コンピュータ将棋オンライン大会(wcsco)が開催された。これが好評であった。 また、例年秋にあったドワンゴ社主催の電王トーナメントは終了し、コンピュータ将棋の大会は年1回となった。 コンピュータ将棋の発展を考えると、半年のサイクルがよいと考えている。 また、wcscはオフライン、即ち開発者が一同に集うことで開発者の交流を深めることを目的としている。 一方でオンライン大会は手軽にできることが利点である。 そこで、春はオフライン、秋はオンラインとするのがよいと考えたわけである。 一方でCSAのリソースは限られている。そこでオンライン大会に賛同するCSAの有志によりオンライン大会を開催しようというわけである。
人間の参加を推奨する理由
コンピュータ将棋の発展は著しく、電王戦が終了して以来人間とコンピュータの対局は行われていない。 互いに別々の道を歩んでいるようにみえるが果たしてそれでいいのだろうか。愛好家による将棋の発展なくしてコンピュータ将棋の発展はありえない。 また、コンピュータ将棋の定跡や指し回しはプロ棋士のみならず多くの将棋愛好家にも取り入れられている。 衆人環視の待ったなしの真剣勝負を行うことでコンピュータ側にも人間側にも新たな発見があるのではないかと考えた。 故に本大会ではコンピュータと人間が真剣に勝負することで新たな将棋の進化を期待している。
大会要項
大会名 :第1回世界将棋AI 電竜戦
主催 :電竜戦実行委員会(代表 松本浩志)
後援 :コンピュータ将棋協会、電気通信大学エンターテイメントと認知科学研究ステーション
賞金/賞品:総額100万円以上
内訳:
優勝 50万円
準優勝 30万円
3位 15万円
副賞
コンピュータ将棋協会様より
優勝 盾
準優勝~5位 メダル
独創賞
電気通信大学エンターテイメントと認知科学研究ステーション様より
アピール文書と成績を加味して与えられます。
若竜賞(25歳以下で、いちばん順位のよい人)
3万円
(きのあ株式会社様ご提供)
人間最強賞 (人間単体、人間複数で順位が一番上の人)
3万円
B級優秀賞(最終日B級の優勝者)
2万円
二日目はA級とB級に分かれるのですが、B級での優勝者に与えられます。
A級に入れなかったからといってあきらめないで!
(鬱病と暮らす日常様ご提供)
TAKESHI賞
2万円
もっとも好成績の振り飛車党に与えらえます。
選者は三間飛車のひとくちメモ様です。
(三間飛車のひとくちメモ様ご提供)
竜馬(りゅうめ)の躓(つまず)き賞(将棋ソフト単独のみで見た時のブービー賞)
(意味:どんなすぐれた人にも失敗のあることのたとえ。猿も木から落ちる。)
1万円
・開発者に頑張ってほしい、新規参入が増えてほしい
という願いが込められています。
(ときんアイディア合同会社様ご提供)
バレルハウス賞(初日10位でギリギリA級入りとなった人に与えられます。)
バレルハウス様よりTシャツ贈呈
表彰 :A級5位内を入賞とし、電竜戦実行委員会より賞状
コンピュータ将棋協会より優勝者に盾または盾のようなもの、2位~5位にメダル
電気通信大学エンターテイメントと認知科学研究ステーションより独創賞
解説 :千田翔太七段
聞き手 :Vtuberキナコ
たまちゃん(人造棋士18号作者)、AI技術担当
持ち時間:10分、一手指す毎に2秒加算(フィッシャールール)
最大手数:512手
千日手 :先手の0.4勝、後手の0.6勝
日時 :2020年11月21日~22日(二日)
時間 :9時~20時頃(テスト対局、表彰式等を含む)
参加締切:2020年11月15日迄
申込URL :第一回電竜戦の参加申し込みは締め切りました。
場所 :オンライン
初日 :3回戦ランダム、以降スイスで上位10チームをA 級、他をB級とする。※予選落ちはなく両日満喫可能
最終日 :A級は総当たり、B級は3回戦ランダム、以降スイス。
参加費 :5,000円
参加区分:AI、人間単体、人間複数、AI・人間タッグ(4区分)
※複数可、掛け持ち可(参加費は別途)
人間への配慮:本ルールでは人間の肉体的負荷が大きいため、人間はパスの権利を5回持つ。
パスを行使すると0.5勝扱いとなる(相手は1勝)。
特色 :初めにログインすれば以降はパソコンの前にいる必要なし。お出かけ可能
※トラブル時は非が相手・自分関係なくトラブル対応義務があるので以降不戦敗となる可能性があるので自己責任で。
初日が所用で来れない人も最終日だけでもOKです(B級での参加となります。)
賞金・賞品について:全ての賞金・賞品は「全体局数の半分以上の対局があったと主催者が認める参加者に限り」順位付けを行い、その結果をもって授与致します。
大会への申し込み
第一回電竜戦への参加申し込みは、2020/11/15を持って受付終了しました。
参加予定者一覧
参加予定者一覧はこちら※随時更新
21日(10回戦予定 準スイス式)
2020年11月21日(土) 9:00~20:00
動画はこちら
開始時刻 | 項目 |
---|---|
9:00 | 一斉テスト対局開始 |
9:30 | 開会セレモニー(挨拶、ルール説明など) |
10:00 | 1回戦開始 |
10:45 | 2回戦開始 |
11:30 | 3回戦開始 |
12:15 | 休憩 |
13:15 | 4回戦開始 |
14:00 | 5回戦開始 |
14:45 | 6回戦開始 |
15:30 | 7回戦開始 |
16:15 | 8回戦開始 |
17:00 | 9回戦開始 |
17:45 | 10回戦開始 |
18:30 | 千田先生講評、1日の振り返り、棋譜解説等 |
19:30 | 結果発表 |
20:00 | 終了、Zoom飲み会? |
22日(A級総当たり、B級準スイス式)
2020年11月22日(日) 9:00~20:00
動画はこちら
開始時刻 | 項目 |
---|---|
9:00 | 一斉テスト対局開始 |
9:30 | 開始セレモニー(挨拶、ルール説明など) |
10:00 | 1回戦開始 |
10:45 | 2回戦開始 |
11:30 | 3回戦開始 |
12:15 | 休憩 |
13:15 | 4回戦開始 |
14:00 | 5回戦開始 |
14:45 | 6回戦開始 |
15:30 | 7回戦開始 |
16:15 | 8回戦開始 |
17:00 | 9回戦開始 |
17:45 | 千田先生講評、1日の振り返り、棋譜解説等 |
19:00 | 結果発表、表彰式 |
20:00 | 終了、Zoom打ち上げ編へ? |