世界将棋AI 電竜戦

第4回世界将棋AI電竜戦TSEC
TSEC=Top Shogi Engine Championshipの略で、チェスのTCECを参考にしており、指定局面から対局を開始するのが最大の特徴です。
大会結果
中継サイト
勝敗表、参加者一覧、棋譜:第4回 電竜戦TSEC - 中継サイト
YouTube配信予定
予選
6月30日 21:45~ 配信開始
解説 :窪田 義行 七段
聞き手:VTuber真澤千星(@chisei_mazawa)
YouTube配信【将棋AI】第4回世界将棋AI電竜戦TSEC 予選【解説:窪田義行七段】
ファイナル・B級
7月1日 21:45~ 配信開始
解説 :三枚堂 達也 七段
聞き手:VTuber真澤千星(@chisei_mazawa)
YouTube配信【将棋AI】第4回世界将棋AI電竜戦TSEC 決勝【解説:三枚堂達也七段】
賞金
優勝: 3万円⇒5万円
準優勝: 1万5千円⇒2万5千円
3位: ⇒1万円
4位: ⇒1万円
今後の寄付の状況により、賞金は増額される可能性があります。⇒増額されました!
参加費
無料
参加資格
参加資格自ら、創意工夫した将棋AI
対局時間が長時間に渡る事、及び持ち時間が少ないことから、人間・人間とAIの合議は基本的に不可とします。
開発者代表1人あたり、2チームまでエントリー可能とします。
開発者代表が同じチームが複数 賞金の対象となった場合、上位の成績を収めたチームのみに対して賞金を授与します。
参加者一覧
第2回マイナビニュース杯電竜戦ハードウェア統一戦 について
第4回世界将棋AI電竜戦TSECの上位4チームに、第2回ハードウエア統一戦への参加権を付与します。(2023年6月22日に4チームに決定しました。)
開発者代表によるエントリーが複数あり、その複数チームが上位に入った場合、上位のAIに参加権を付与します。
また、参加権を希望しないチームがあった場合、及び上記により繰上りが発生した場合には、B級リーグの上位者に参加権を付与します。(B級リーグは参加者数及び運営のトラブル等により成立しない場合があります。その場合、参加権の付与は行いません。)
第2回マイナビニュース杯ハードウェア統一戦では、賞金総額50万円以上を予定しております。また、優勝だけではなく、幅広く賞金を授与する予定です。
奮ってご参加下さい。
予選
2023年6月30日(金)
22:00 予選開始
翌朝までかかる予定
20回戦
4回戦毎リセットスイス
N回戦毎リセットスイスとは:既に当たっている相手との対局をN回戦毎になかったものとして、改めてスイス式で対局を決定する。
そのため、順位の近いソフトと何回も対局を行う可能性があります。
上位4チームがファイナル進出となる。それ以外はB級リーグとなる
持ち時間:2分2F(持ち時間2分、1手ごとに2秒加算)
ファイナル
2023年7月1日(土)
22:00 開始
翌朝までかかる予定
持ち時間:2分2F(持ち時間2分、1手ごとに2秒加算)
B級リーグ
2023年7月1日(土)
22:00 開始
翌朝までかかる予定
持ち時間:1分2F(持ち時間1分、1手ごとに2秒加算)
ファイナル・B級における順位決定方法
下記の表にあります通り、各部門別に順位で点数を付与し、全部門の合計で最大の点数を得たソフトが優勝となります。
第1部:相振り部門 | 第2部:ネタ部門 | 第3部:相居飛車部門 | 第4部:対抗系部門 | |
---|---|---|---|---|
対局数 | 6回戦 | 6回戦 | 6回戦 | 6回戦 |
持ち時間 | ファイナル:2分2F B級リーグ:1分2F |
ファイナル:2分2F B級リーグ:1分2F |
ファイナル:2分2F B級リーグ:1分2F |
ファイナル:2分2F B級リーグ:1分2F |
対戦形式 | ファイナル:総当たり B級リーグ:3回戦毎リセットスイス |
ファイナル:総当たり B級リーグ:3回戦毎リセットスイス |
ファイナル:総当たり B級リーグ:3回戦毎リセットスイス |
ファイナル:総当たり B級リーグ:3回戦毎リセットスイス |
1位 | 10点 | 4点 | 10点 | 10点 |
2位 | 5点 | 2点 | 5点 | 5点 |
3位 | 2点 | 1点 | 2点 | 2点 |
4位 | 0点 | 0点 | 0点 | 0点 |
ただし、順位が同じ(勝ち点が同じ)ソフトが出た場合、総点が変わらないように平等に配分する。
例:第一部で2位が2ソフト出た場合、2位と3位の点数を合算・割り算し(5+2)/2=3.5点をそれぞれのソフトに与える
N回戦毎リセットスイスとは:既に当たっている相手との対局をN回戦毎になかったものとして、改めてスイス式で対局を決定する。
そのため、順位の近いソフトと何回も対局を行う可能性があります。
中継サイト
勝敗表、参加者一覧、棋譜:第4回 電竜戦TSEC - 中継サイト
共通事項
最大手数=512手、先手の千日手=0.4勝、後手の千日手=0.6勝
持ち時間、対局数等はスケジュールの状況で変更する場合があります
主催
NPO法人AI電竜戦プロジェクト
後援
デジタル庁
通信プロトコルについて
CSAサーバプロトコル (現時点でVersion 1.2.1) 及び shogi-serverにより拡張されたプロトコルにて通信を行います。
CSAサーバプロトコルに対応していれば参加可能です。
指定局面まで進める際には、CSAプロトコルの対局条件と対局の開始に従い、平手から指定局面までの手をサーバから送ります。
拡張プロトコルの評価値と読み筋を送る機能に対応している事を推奨します。
将棋所について
「将棋所」で参加する場合、CSAモード(評価値と読み筋を送る機能無効)及び電竜戦モード(評価値と読み筋を送る機能有効)で接続した場合には、将棋所が1回戦終了毎に自動でログアウトを行ってしまいます。(これは、一対局毎に設定を変更したい場合などに便利なのですが)
floodgateモードで対局サーバに接続する(こちらは、上記と違い、ログアウトせずに連続で対局します)と放置していても対局が進みます。
「将棋所」のバージョンは出来るだけ最新のものをお使い下さい。
usiToCsa.rbについて
dlshogiの山岡さんが改造したバージョンが使えるようです。
自己責任でご利用下さい。
大会の意義について
検討用AIに得意不得意があるのは好ましくないです。従ってTSECは万能の評価関数を決める将棋イベントであり、 もっとも人間に寄り添えるAIを決めるイベントとも言えます。